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2025.08.20訪問介護の仕事、本当に大変なだけ?利用者さんがくれる宝物

「介護の仕事って、やっぱり大変なんでしょう?」

確かに、人の生活に深く関わるお仕事ですから、体力も気力も使う場面はあります。

でも、ここには「大変」という一言では到底片付けられない、かけがえのない宝物がたくさん転がっています。

私たちの仕事は、訪問介護や居宅介護、重度訪問介護と呼ばれるものが中心。

ヘルパーが利用者様のご自宅へお伺いし、お食事や入浴のお手伝いといった「身体介護」や、お掃除やお買い物といった「生活援助」を行います。

でも、それは単なる家事代行とは全く違うもの。
私たちは、利用者様一人ひとりがこれまで歩んでこられた人生、大切にしている価値観や生活習慣に、最大限の敬意を払います。

その上で、「どうすれば、もっとその人らしく、自立した生活を送れるだろう?」と考える、暮らしの専門家です。

ある日、こんなことがありました。
初めて訪問したお宅で、緊張気味の私に、利用者様がポツリとこうおっしゃったんです。

「もう歳やから、何もできんようになってしもうて。あんたに迷惑かけるなぁ」。

私は、お部屋の片隅に飾られた、とても素敵な編み物の作品に目を向けました。

「これ、〇〇さんが編まれたんですか?すごく綺麗ですね!」。

すると、利用者様の表情がパッと明るくなり、昔はよくセーターやマフラーを編んでいたこと、ご家族がそれを喜んでくれたことなどを、生き生きと話してくださいました。

利用者様に寄り添うことで自分たちもエネルギーをもらえる尊い仕事です。
ぜひ一緒に働きましょう。

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